エースコンバット6 解放への戦火

イベントレポート

ACE COMBAT 6
オーケストラ&ボーイズクワイア海外収録レポート

2007年某日、「ACE COMBAT® 6 解放への戦火(以下、ACE6)」に使用されるテーマ曲他のオーケストラ及びボーイズクワイアの収録がイギリスとブルガリアにて行なわれた。より高い品質を求めるがゆえ、2カ国をまたぐ海外収録となった模様だ。今回は、普段は明かされないエースコンバットのBGM制作現場を生々しくレポートするぞ!!

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「ボーイズクワイア」と聞いてピンと来ない方も多いのではないだろうか。色々説明する前に、まずは先日公開されたACE6のフルトレーラーを見ていただきたい。

ACE COMBAT 6 フルトレーラー

ラストシーンで、透き通るような美しい歌声が聴こえてくるはずだ。これが今回ご紹介する「ボーイズクワイア=少年合唱」の歌声だ。日本ではあまりなじみがないが、西欧では広く認知され数多くの合唱団が存在する。今回は、ACE6ミュージックディレクターの小林啓樹が英語圏でのボーイズクワイアの本場、イギリスまで出向き収録を行なった。天使の声とも訳される透明感あふれる歌声がいかにして作られたのか、順を追って説明しよう。

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今回は、ボーイズクワイアの収録に加え、大編成のオーケストラ収録をブルガリアにて敢行した。出張前夜まで続いたという楽譜制作を完了させた小林は、2007年某日、1つ目の目的であるオーケストラ収録に向け、成田空港から飛び立った。向かうはイギリスのロンドン。ブルガリアまでは直行便がないため、ロンドン経由での入国となるのだ。到着したロンドンで指揮者やエンジニアなど、収録スタッフ一行と合流。翌朝、一路ブルガリアへと飛んだ。

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ブルガリアに着いた一行は、さっそくマイクのセッティングやテスト、楽譜の最終チェックを行った。収録を行うホールは、ブルガリアの首都ソフィアにある。その昔ナチス時代前夜に建てられたといわれる、総木造建てのホールだ。「今回は特に自然な響きにこだわる必要があった」とは小林の談。ご存知の通り、ACE6はBGMの全曲をDOLBY DIGITAL規格準拠のフルサラウンドで制作されている。今回この収録も勿論フルサラウンドで行なったのだが、その際、「その“場”の響き、空間を感じる自然な響き」が非常に大切になるのだそうだ。わざわざブルガリアまで行き収録を行なった理由の1つは、このホールでの自然な響きそのものを収録するためだったのだ。この"場"の響きを活かした収録ができるよう、エンジニアをはじめ、全てのスタッフが精力的に準備を進めた。

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翌日。いよいよ演奏家がホールに集まってきた。スタッフの緊張度も増していく。そして、機材・スタッフ・演奏家・全ての準備が整い、いよいよオーケストラ収録が始まった。指揮者のタクトに合わせて出される最初の音がホールに響く。スタッフ一同、この瞬間が最も緊張する瞬間だ。数十本のマイク、集めた音を処理する録音機材、大編成のオーケストラが一度に発する音を正確に捉え、記録することは並大抵の事ではない。全スタッフのうちの誰かがたった一ヶ所ミスを犯せば、全て台無しになってしまうのだ。エンジニア・指揮者・演奏家・作曲者、それぞれのプロがそれぞれの仕事に徹し、一つの音楽を作り上げていく。まさに、職人たちの競演と言えるだろう。

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今回演奏してくれたオーケストラは、「ブルガリア国立放送オーケストラ」。このホールを活動拠点としている専属オーケストラだけあって、その演奏技量とホールの音響特性に合わせた音の響かせ方はサスガの一言だ!機材トラブルで小休止となった時も、譜面上のトラブルによる細かいリテイク時にも、快く対応してくれる気さくなオーケストラ団員の方たち。こちらのスタッフとは日本語はおろか英語も通じない者同士だが、「音楽を通じてだと、なぜかスムーズに話が進む(小林談)」というから不思議だ。音楽は万国共通の言語とも言われるが、どうやら本当らしい。様々なトラブルがありつつも、全て無事にオーケストラ収録が終了した!

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イギリスのロンドンに帰ってきたスタッフ一行。ヒースロー空港へ到着した瞬間から、次のボーイズクワイア収録に向けた準備が始められていた。そして翌朝。ACE6のイメージを左右するキーパーソン「トリニティ・ボーイズ・クワイア」の面々がにぎやかにやってきた。スタジオに入り間もなく、厳しいコーチの号令がかかると、一斉にパートごとの発声練習が始まった。初めはやんちゃでにぎやかな少年たちだったが、みるみるうちに透き通るような声に変わっていく。ウォーミングアップが整い全員で最初に歌った時には、すでに“天使の声”としか言いようのない声になっていた。全ての準備が整い、いよいよボーイズクワイアの収録が開始された。

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収録も着々と進み、ついにラストの曲「A Brand New Day」へと差し掛かる。ACE6のフルトレーラー後半で使用されているこの曲は、ストーリーへ密接に絡む重要な1曲だ。とてもソフトで美しい曲なのだが、「歌い切るには、実はとても難しい曲」(小林談)とのこと。しかし、ここはスタッフもボーイズも気合い十分!歌うことが難しい部分を見事乗り越え、ついに無事収録が完了したのだった! この曲はゲーム中ではサラウンドで聴ける他、サウンドトラックでもそのすばらしい音質を堪能できるはずだ。オリジナルサウンドトラックは2007年11月21日にキングレコードより発売されるぞ!フルトレーラーでピンと来た方はサントラも逃さずチェックして欲しい!

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最後にミュージックディレクター小林からのメッセージをお届けしよう!

「このレポートをご覧いただきました皆さま、どうもありがとうございました。このように怒濤の収録が無事終了致しましたが、これは本当に多くの方のご協力をいただいた結果です。エースコンバットシリーズファンの皆さん、まだ未体験の皆さん。ご覧いただきましたとおり、この楽曲だけを取り上げても、本当に多くの方のアイディアや情熱が詰まっています。しかし、ACE6には、さらに多くの人のアイディアとチカラがぎっしり詰まっているのです。きっと楽しんでいただけるオイシイ楽曲だと思いますし、きっとご満足いただけるACE6であると、日々ゲームをプレイするごとに確信しています。ぜひ一度、プレイして、聴いてみて下さい。」

ゲーム内容はもちろん、ACE6の世界観を魅力的に伝えるBGMにも是非期待して欲しい! 「ACE COMBAT® 6 解放への戦火」は、2007年11月1日、Xbox 360でいよいよロールアウトだ!

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ACE COMBAT 6 解放への戦火
オリジナル サウンドトラック

Xbox 360用ソフト「エースコンバット6 解放への戦火」のBGMを収録したオリジナルサウンドトラックが、
2007年11月21日(水)に発売!
ヨーロッパでレコーディングされたオーケストラとボーイズ・クワイア曲を含む楽曲を3枚組CDに収録!
最新作に相応しい、最高のクオリティで新世代を牽引!
その圧倒的なサウンドをお楽しみください!


【発売日:2007年11月21日(水)】
定価:3,400円(税込)
発売元:キングレコード
品番:KICA-1451〜1453

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サイトオープンのご挨拶

発売記念コメント

開発を終えて

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